「けいおん!」で考える機会損失
今日は「けいおん!」第2期後期のOP、EDシングルCDの発売日だったのだけど、AmazonとiTunesストアを見ていて、機会損失について考えてしまったので、書いておく。
機会損失とは、はてなキーワードから抜粋すると、
買い需要があり、売る側に売る意志があるにもかかわらず、売る側の都合で取引が成立しないことに伴う売り上げの減少を指す。具体的な追加費用が発生する事例は少ないが、売り上げが減ることから損失としてとらえる。企業の財務管理で用いられる用語。
ということである。難しいのでザックリいうと、
「売りたいのに、売るものの在庫がないよー」
みたいな状況のことである。
さて、それではさっそくAmazonを見てみよう。
次にiTunesストアを見てみよう。
Utauyo!!MIRACLE - EP - 放課後ティータイム
NO, Thank You! - EP - 放課後ティータイム
こちらは当然だけど在庫があり、すぐにダウンロード可能である。
つまり、上からAmazonを見た人は、なんだ在庫ないじゃん、と思ってiTunesストアで買うでしょ、ということである。これがAmazonにとっての機会損失。
逆に、iTunesストアでよく見る機会損失は、発売日に曲が配信されないこと。物を売っているAmazonは当然発売日に発送できるわけだけど、iTunesストアは色々な事情なんだろうけど、発売日の配信ができてないことが(まだ)結構ある。これはiTunesストアの機会損失。
で、結論はオンライン配信はやっぱり便利ですね、と。問題はDRMと配信のタイミング。両方共改善に向かうことを望むばかりですよ。