PF-50WG

Buffloから出ているデジタルフォトフレームファームウェアをちょっと眺めてみた。
PF-50WG 8型液晶搭載 無線LAN対応 デジタルフォトフレーム : その他 | バッファロー
このデジタルフォトフレーム無線LAN経由でflickrの画像を見たり、メモリスティックの動画を再生したり出来るんだけど、ということは、おそらくOSはLinux。値段も2万以下とお手頃。いじるなら何となくちょうどよさそうなのだけど、検索してみる限り、まだ手を入れている人はいなさそう。
一番簡単に、ファームウェアを落としてきてgzip部を切り出してzcatしてみると、やっぱりLinuxだった。しかし、2.4カーネル…。CPUも聞いたことのないARC700というプロセッサだった。

Linux version 2.4.29 (ariel@SHERLLEYVMWAN) (gcc version 3.4.5 codito 20060222 (with ARC700 DFA pipeline description + c++ support) [ derived from FSF release on 30th Nov 2005])

全体としてちょっと古いか。ARC700。全然聞いたことがなかったので、調べてみる。
Synopsys DesignWare Embedded Processor IP Cores
マルチメディアに向けた、DSPの系譜なのかな?これはマイナー。マイナーすぎてツールチェインが心配だったのだけど、
codito.com - このウェブサイトは販売用です! -&nbspcodito リソースおよび情報
いちおう存在する。っていうか、これしかなさそう。GCCのバージョンも合ってるので、このツールチェインでビルドすれば俺プログラムは作れそう。カーネルモジュールは…、2.4だしいろいろ心配だな…。
何となくシリアルコンソールは存在してそうな感じだったので、あとは買ってみてからかなぁ。いや、買わないけど(笑)