Opera 11 betaリリース タブスタッキングはかなりよい

Opera 11 betaがリリース。

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先日からα版を使っていたのだけど、気がついたらbetaがリリース。そして、自動アップデートが掛かっていた。新しく入れようダウンロードしていたら、なぜかすでに新機能が動いていて、驚くことに(笑)
さて、今回大幅に変わったのはタブ。タブスタッキングという機能が追加された。タブスタッキングとは、

タブを取り入れた始めてのブラウザであるOperaは、Opera 11 にタブスタッキング機能を搭載しました。ひとつのタブを他のタブにドラッグするだけでグループが作れます。これにより、多くのタブを開いている際にも、タブの管理がずっと簡単になりました。

というものらしい。動画を見たほうが早いので、詳しくは動画を。

何このodawaraのための機能(笑)
odawaraはタブを大量に開くので有名で(↓みたいな感じである)

この様子を見た人からは、
「なにそれ開きすぎ」
「それ、何見てるか忘れないの?」
「(タブバーを示して)そこってなんの模様?」
「細胞みたいで気持ち悪いですね」

とか散々な言われよう…。
まぁ実際のところ、こんなにタブを開いていると1枚のウインドウでは管理できなくなる。なのでodawaraはこれまで、調べ物のジャンルごとにウインドウを開き、ウインドウごとにジャンルを決めて管理する、という手法を取っていた。が、このやり方の場合、ウインドウ1からウインドウ2にタブを移動させる、というシチュエーションにたびたび出会うので、5枚とかウインドウがあると、まずそれを探すのが大変。
なので、このタブスタッキングはまさに待ち望んだ機能。odawaraみたいなOperaの使い方をしている人がOpera社には居たんだろうな(笑)
そして、もうひとつ面白かったのはマウスジェスチャーにアシスト機能がついたこと。Opera上で右クリックをしていると、

みたいな画面が出る。これは初心者でもジェスチャーが覚えやすくていい。1秒ちょっと右クリックをしていると出現するので、上級者は出会うことはないが、マウスジェスチャーで一瞬悩んだ初心者には素晴らしいアシスト機能になると思う。
あとはFlashの選択実行ができるようになった(これは11のαから)Chromeなんかだと、Extentionを入れれば実現できたけど、Operaではデフォルトで設定可能。いつもはFlashがうざいんだけど、たまに実行したい、といったタイプの人間には必須。odawaraはこれまで、プラグインのON/OFFで対応していたのでこれまた便利機能である。
今回も正常進化っぽくていいな、Opera
ちなみにbetaはまだちょっと不安定です。それなりの覚悟を持って使いましょう。